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(写真:wikipediaより)


昨日、お世話になっている方が主催されている「ぬか漬け」の勉強会に参加して参りました。

皆様、ぬか漬けはお好きですか?

私は、小さいころからとても大好き。ごはんとお味噌汁とぬか漬けで食事が成立してしまうタイプです。


このぬか漬け、普及したのは、江戸時代なんだそうです。

白米を食べるようになり、米ぬかが作られるようになって、生まれたようです。

白米が普及し、脚気が増えた結果、ビタミンB1が豊富なぬか漬けが重宝されたのだとか。


◆微生物の宝庫

ぬか漬けの中には、植物性乳酸菌、酵母菌、産膜酵母、酪酸菌などの微生物がたくさん。

この微生物が発酵により漬けた野菜などの食材を美味しくしてくれるのです。

植物性乳酸菌は生きて腸まで届くということで注目をされていますよね。


◆注目したのは、酵母

勉強会で一番印象に残ったのは、酵母の話です。

酵母は、お酒やパンなどを作る時に欠かせないものですが、体の中でもとても重要な働きをしています。

その働きは「酵素を作り、小腸を健康に保つこと」です。

近年、大腸の病氣が増えていますよね。

その原因は、もちろん食生活が大きな原因なのですが、大腸の手前に存在する小腸に酵母があると酵素をたっぷり作り、食べた栄養素である(タンパク質、脂質)をしっかり分解してくれるため、大腸に負担がかからなくなるのです。

※大腸に分解されないまま届いてしまうと腐敗を起こし、ガンなどの原因になると言われています。

近年、酵素食品がブームになっていますが、酵素をつくる酵母たっぷりのぬか漬けが究極の酵素食品なのかもしれませんね。
 
 
 
勉強会の講師の方に「今度、ぬか漬けイベントしませんか?」とお誘いしたところ

「ぜひ、やりましょう!」ということになりました。

イベント開催が決定しましたら、お知らせいたしますので、楽しみにしていてくださいね。