4代目社長の津波古章氏
明治31年(1898年)創業、沖縄県那覇市にて泡盛の酒造場を営まれてらっしゃいます津波古酒造場を訪問させていただきました。
機械化が進む現代においても、津波古酒造さんでは「万人受けする酒より個性的な酒」「飲みやすい酒より旨い酒」にこだわり、職人の視・聴・嗅・味・触の五感を大切にした昔ながらの製法で、余分な手を加えない自然が生み出した味わいのある泡盛を生み出していることが特徴です。
泡盛の原料として使用するのはタイ米です
酒造場には、ご覧のように黒麹菌が根付いています。
製法にも多くのこだわりをもってらっしゃるのですが、この黒麹菌も独自の風味を生み出してくれているそうです。
杜氏の大城篤光さんは、大変研究熱心な方でより良い泡盛を、より個性のある泡盛を作れるよう情熱を注がれてらっしゃいます。
津波古酒造さんの泡盛の特徴ともいえる風味豊かな香り。
『手に少量とって、揉んでから香ると風味をしっかり感じることができますよ』と大城さんより教えていただきチャレンジ。
体温が加わることで、香りが強く感じられるそうです。
フワーっとフルーティーな香りが広がりました。
蒸留酒である泡盛は、糖分を含まないことからダイエット中の方、健康に気を遣ってらっしゃる方にもオススメのお酒です。
さらに、様々なお酒の中でも血栓溶解作用が高いことが分かっています。
沖縄以外の地域では、泡盛を飲まれる機会も少ないかもしれませんが、とっても魅力のあるお酒です。
ぜひ、風味豊かな津波古酒造場さんの泡盛をお試しください。
ご案内をいただきました津波古社長、大城様、貴重な機会をどうもありがとうございました。
★株式会社津波古酒造
〒900-0076 沖縄県那覇市与儀2-8-53
TEL:098-832-3696
コメント
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また、ご丁寧にコメントも頂戴し重ねて御礼申し上げます。
健康や美容にも役立てられる泡盛、そして同じく黒麹菌から作られるマッコリも韓国での健康には欠かせないものとなっていますね。
とても魅力的な黒麹菌が、世界無形文化遺産に登録される日も近いかもしれませんね。
微力ですが、泡盛の普及も行って参りたいと存じます。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。